中イキと外イキは同じことだった!?に違和感
日本アマナ性共育協会代表理事、無類のマンコマニアでお馴染みのちゃーりーです。
フェイスブックで流れてきた、mess-yさんのこの記事ですが。
中イキと外イキは同じことだった!? セックスの楽しさを噛み締める「iroha RIN」イベントレポ
http://mess-y.com/archives/66883?utm_source=onesignal&utm_medium=button&utm_campaign=push
中イキ信仰に踊らされ、中イキできないことにばかり執着するあまり、
セックスを楽しめなくなっている方々にとっては、とても参考になる記事だと思います。
女性が自分の体をよく知ること、
セックスの目的はイクことだけじゃないし、
挿入だけがセックスではないことなど、
概ね、私が暑苦しくお伝えしてきていることと一致しており、賛同できる内容です。
しかし、しかし、一箇所だけものすごく違和感がある表現があります。
この記事のタイトルにもなっている、『中イキと外イキは同じこと』
以下、原文転載
クリトリスの「根元」は膣内へとつながっているのです。中イキも外イキも、刺激するのは同じ器官だったんですね。また、みんなが追い求める幻の泉のような「Gスポット」は、まだ研究段階としながらも、じつはクリトリスと同じ性感帯なんだとか。
この部分です。
要約すると、クリトリスは膣内部にも伸びているので、中イキでもクリトリスが反応しているので、
中イキも外イキも同じ事なんだよというのが主張なんですね。
ここに違和感を持たれた方も多いのではないでしょうか。
うん、きっと、体感したことのある方は違和感を抱くはず。
数時間のイベントを記事にしたものですし、
レポーターさんのまとめ方によって歪曲され
発言者の意図と違って伝わってしまっている可能性もありますので、
一概に否定するつもりはありませんが。
中イキと外イキを同じものと言い切ってしまうことに、私は違和感を感じました。
んで、ブログ書こうと記事を保存していたら、この方、性教育を語っている一明源さんからもメッセージが来てね～。
この断定には危機感を感じる～と。
朝っぱらから、熱くこの記事の言い切ってしまっている違和感について話しましたわ。
ほんま、うちらって性教育バカ(•ө•)♡
さて、どこが違和感なのかについて、無類のマンコマニアちゃーりー的に解説してみようと思います。
（ついつい熱くなってるけど、これ、みんな興味あるんかなwww）
それには、まず、私のメルマガの過去記事を転載しますのでご覧あれ。
【中イキとクリイキの違い】
①クリトリスを支配するのは陰部神経。
これは表面を走っている神経なので、そのオーガズムは表面的かつ限局的。
気持ちよさが女性器前面のみに行き渡る感じになります。
私の感覚的には、攻撃的なギューってなる気持ちよさかな www
中イキには数種類あります。
バギナオーガズム、G スポットオーガズム、そしてポルチオオーガズム。
②バギナオーガズムと G スポットオーガズムは、骨盤神経によるもの。
骨盤神経は腸や膀胱、子宮、卵巣、なども関連しているので、その快感は骨盤内から内蔵にま
で及び、骨盤の奥底から内蔵全体に行き渡るような広範囲のオーガズムを感じることになりま
す。
私の感覚では、モワッとわきあがってくるような癒される気持ちよさ www
③ポルチオオーガズムは、下腹神経、骨盤神経、迷走神経など複数の神経が関連しています。
①②は脊髄神経系なので脊髄反射的に脳を介することなくオーガズムが走るのですが、ポルチ
オオーガズムは迷走神経がからんでいることで、脳神経を経由するのです。
その為、オーガズムの範囲がさらに広がり、受け取った刺激が脳にまで達し、全身がしびれる
ような感覚だったり、脳の思考が停止するような感覚になります。
迷走神経は副交感神経由来で、副交感神経とは深いリラックス状態にある時に働くもの。
セックスでもオナニーでも、極限のリラックス状態でその快感に没頭できなきゃ到達できな
い。
それこそ、殺される瞬間まで気づかないくらいのリラックスと集中ね。
より深いオーガズムを体感したいのならば、心も体も全て開け渡せるようなパートナーシップ
が必要。
そのためには、女性である自分の体を知って開発して、女性である自分への最大限のリスペク
トが出来ないとね。
イクって難しい、でもね、だからこそ研究し続けられるんです。
簡単だったら、セックスを一生続けられないもんね。
このプロセスを、神様が与えてくれたギフトだと思うか、意地悪だと思うかは、アナタ次第か
もしれません。
転機ここまで
読んでくれた？
解剖とか、興味ねーしって感じかw
でも、続けます、マンコマニアの名にかけてッﾍ(ﾟ∀ﾟﾍ)ｱﾋｬ
要するに、中イキと外イキには何種類かあって、それぞれ反応している神経が違うよってお話です。
んで、これを予備知識として踏まえて、説明していきます。
外イキの代表はクリトリスイキなんですが。
確かにクリトリスはその末端の脚部が膣の内部にまで伸びています。
画像gensai.coさんからお借りしました。
んで、興奮すると膨張するのね。
こんな風に。
個人差の大きい部分で、膣の長さは5センチぐらいの人もいれば、20センチ以上の方もいるし、
角度も配置もそれぞれなのよ。
クリトリスの脚部部分がポルチオ付近まで到達している人もいるし、離れている人もいます。
んで、イクといっても、色んなイキ方があって。
それぞれ単品の場合もあれば、①と②が混じったり。
②と③が混じったり、①と③だってある。
構造上、ペニスが①から奥に進むので、
当然、手前にある①や②は一緒に刺激を受ける事が多いので、
ブレンドオーガズムとして反応を受けやすいでしょう。
この状態だけを中イキだとするならば、中イキと外イキは同じといえるかもしれませんが。
いや、正確に言うと①と②も違うけれどさ。
んで、逆に③だけをピンポイントに刺激するのは神業かもしれません。
中の奥のアソコ！そう、そこそこ、そこなんだよ～。
という感覚をつかめている方は存在します。
明らかにポイントは別の場所にあり、神経も別のもので支配されており、
反応経路も脳を介するかどうかという点が違うのですから。
外イキも中イキも同じだと断定するのはおかしなことではないでしょうか。
外イキ中イキに限らず、脳イキだってあり、
オーガズムにはたくさんの種類があるのだから、
今のが純粋な中イキだと断定することは難しい、
と言うことはできても、外イキも中イキも同じだとは言えないのです！
はぁ、はぁ、よく喋ったわぃ。
まとめると、イクにこだわるのセックスはナンセンスだし、
外イキ中イキを判断するのも必要はない。
どっちが優れているとかなんてない。
でも、確かに違いは存在します。
いっしょくたにして、中イキの追求をしないことは、
ひょっとしたら彩り豊かなオーガズムの世界への可能性を閉ざしてしまうかもね。
って感じかな。
んでね、大事なのは外イキ中イキ論争ではなくって、そんな事なんてどうでもよくって。
↑今までの長い説明は何だったんだwww
私のメルマガの最後に書いている部分。
女性が自分の体をよく知って、自分の体と心を大好きになって大事に扱って、
パートナーとの時間をよりよいものにしよう、
セックスはコミュニケーションなんだってことです。
オーガズムって難しいからこそ、パートナーと生涯研究し続けていけるって、
人間だけに与えられた特権であり、素敵なロマンじゃない？
執着する必要はないけど、はなから諦めないでいたいよね。
そのためには自分を知ることから始めてね(•ө•)♡
アマナレッスンや性教育講座が、きっとお力になりますよ。
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