ジョスィーの世界、序章編

あ、今回、長いよ。

ごめんね、ごめんね~。

小5の長女。
少し前ですが、プチ登校拒否をしました。


さすがに虎の穴方式子育て(崖から子供をトウッ的な?)の私も心配しましたよ。


いやいや、少し前(4年生ぐらい?)から、その兆候は無くもなかったんです。


前にもブログに書いていますが(娘よ、どこに流れ着くつもりぢゃ?ってタイトルのやつです)、


休み時間に一人で本を読んでいることが多いらしく、


好きな場所が図書館、廊下、端っこ、狭い所で、


一番仲のいい友達の名前に、先生をあげるようなすっとんきょうな子です。


下校は女の子だけで帰るのですが、


誰も話してくれなかったと言うこともありましたし。


女の子よりも男の子とのほうが話が合ったり、


お付き合いの距離感(ノリ?)が心地いい子なんだなぁと思って、


それがどう吉凶とでるのかと、観察してきた次第です。


5年生になって、周りのジョスィー達はどんどんとグループが出来てきて。


最近になって、はたと自分がどこのグループにも属していないことに気づいて、


(おそっ、母はとっくに気づいてましたけど~。)


慌てているらしい。


もっと言うと、一緒に遊んでもらえなかったりする事もあるらしい。


登校拒否前から、いくつか悲しい出来事があったらしく。




先日、Aちゃんと放課後に遊ぶ約束をして楽しみにしていたらしい。


その後、Aちゃんは娘の居ない所でBちゃんに誘われて、


じゃあ3人で遊ぼうって話をしたらしい。


しかし、その後Bちゃんがが突然やってきて、


Aちゃんが遊べないってさと断られたらしい。


その次の日、Aちゃんに、


どうして約束してたのに来なかったのかと責められるという、

踏んだり蹴ったりがあったらしい。




そして、登校拒否前日も、そのBちゃんと一悶着あったらしく。


休み時間に友達と話をしていたら、視線の延長上の方向にBちゃんが他の子といたらしいのです。


何気にBちゃんのほうを見たら目が合って、


そしたら「U(娘)って、いつもこっち見てるよね。変なの。」


と、他のお友達とヒソヒソ、クスクス笑われたらしい。


(ジョスィーにありがちだね~)




娘「Bちゃんなんて、いじわるだから大っ嫌い。」


そういってプンスカ怒っている娘ですが、


泣きたい気持ちを隠しているのだと分かります。


怒って見せることで、彼女なりに均衡を保っているのだと思うと切なくなりました。


(そういう意地っ張りなとこ、私に似ちゃったな。)




母「うわぁ、女子にありがちないやな感じ。


  そりゃショックだったよね。


  んで、そう言われた時、何て答えたの?」


娘「何も言わなかった。」


(出た~、お決まりのだんまり節。私の子なのに、そこは打たれ弱いんだ・・・)


母「何も言わなかったから、モヤモヤしちゃってるんでしょう?


  感じたことは、上手に返していくことが、

  人とのお付き合いをややこしくしないポイントだよ。


  どうすればよかったと思う?


  いくつか考えられるよね。


  ①はぁ?たまたまそっち向いてただけで、

    あんたなんて見てはないんですけどっ。

   (喧嘩売っちゃうパターン)


  ②そんな言わんでもいいやん。Uちゃん、ショック。

   (自分の気持ちを素直に表現パターン)


  ③Bちゃんが楽しそうでいいなって思って見てたんだよっ。キラリン

   (相手の情に訴えかけパターン)


  さあ、どんな感じがよかったかな~。」


娘「いや、①はないでしょ。」


母「そうやね~。


  意外に平和主義でママと違って大人対応なUちゃんは、①はないか。


  ②と③のミックスなんていいんじゃね?


  人を責めるのはよくないけど、自分の気持ちを相手に伝えることは、


  とっても大事だよね。」




とまあ、いつもの≪あなたならどうする?≫シュミレーションで、


あれこれ話しをしてその場は終わったのですが、


今回は何かが違うなと感じました。


久しぶりにフラワーエッセンスを飲ませようかなと、ふと思いました。




夜、寝る前に娘を呼んで、バッチ博士のフラワーレメディーの表を見せ、


母「これは誰でも持ってて、経験する気持ちが書いてある表なの。


  自分の気持ちに当てはまるのを選んでみてごらん。」




娘が選んだのは、




他の人と比べてコンプレックスを感じる時に。


一人でいるのが寂しい、でも、うまくお友達と立ち回れない。


自分が可愛そうに思える。




などでした。




自分の気持ちをうまく表現するのは難しいことだと思うのですが、


こうして表になっていることで、


だれにだってある当たり前の感情だよと前置きすることで、


娘も素直に選んでくれたようです。




娘が選んだもの以外に、私からの贈り物として、


母「これはね、表面では明るくしてるのに、


  内心は悩みがあって大変な人が楽になれるようにってやつだよ。


  本当はさ、Uちゃん泣きたいぐらい大変なんだよね。  


  そして、これは勇気が湧いてくるやつ。


  そして、これは周りから上手に身を守ってくれるやつ。


  お友達と、うまくお付き合いできるよう、お守りだからね。」



バッチフラワーなどについては、賛否両論あるでしょうが、


私としては、それどうこうよりも、


表になった感情を見ることで、


娘自信の気持ちが整理できたらいいな、

そう思いながら眠りにつきました。





しかし、次の日の朝、起きていざ登校時間になると、



娘「学校なんて行かない。


  お友達なんて誰も居ないんだもん。」



娘が天を仰いで大号泣してしまいました。


(今になって思えば、こうやって娘が素直に泣けたのも、エッセンスの力があるかもしれません。)


母「本当はそんなに寂しかったんか。


  学校で本ばっかり読んでるのも、寂しいのごまかすためだったんやろ。


  そっかそっか、寂しかったね。」


しばしハグハグし、学校に遅刻の電話を入れ、


娘の泣きがおさまるのを待ちました。


少し落ち着いて、とりあえず担任の先生に相談しに行こうかと聞いたら、


行くというので送っていきました。


でもね、やっぱり下駄箱から先に進めないいんです。


いざ教室が近くなると、恐怖心があふれてきて、また泣き出してしまいました。


そこに運よく校長先生が通りかかり声をかけられると、


娘が保健室に行くと言い出しました。


一瞬、こんなに泣いてるんだから、教室ではなく保健室でいいかなと思いました。


でも、校長先生が即座に、


校長「いや、教室に行こう。


    まだ、君はその段階ではないと思うよ。


    まずは担任の先生に相談しに、教室に行くべきだ。」


というのです。


(いや~、今にしてみれば、この校長のジャッジは正しい。


安易な逃げ場は迷宮行きに等しいよね。)


なんで、教室に行き、


お友達とうまくいかないことで学校に行きたくないらしいですと、


担任の先生に相談しました。


担任の先生も、抱きしめて撫でてくれ、


先生がついてるからと、教室につれていってくれました。




下校してくるまで、どうだったかな~と気にかかりましたが、


帰ってきた娘の顔は意外と元気で、



どうだったの?と聞くと、普通だったというので、よかったねといいました。


(担任の先生からも、大丈夫そうだと報告ありました。)


それ以後、行かないと言うこともなく、普通だったの毎日が続いておりまして。


しかし、真相はどうなんだろうと、母心としては心配もしておりましたが、


先日あった持久走大会で、


娘がキラキラのバカ笑顔で沢山のお友達と騒いでいるのを見て、


とりあえず、大丈夫そうだなと感じました。





母「今日は楽しそうにお友達と遊んでたね。


  楽しそうなUちゃんと一緒のお友達も、とっても嬉しそうだったね。


  そんなUちゃん見てて、ママ思ったんだ。


  やっぱり、明るくて楽しい人には、人が集まってくるんだね。


  だから毎日、


  自分が楽しいと感じることをいっぱいやっていけばいいんだよね。」


娘「うん、私もそう思うんだ!」




心から、晴れ晴れした気持ちでいる娘を感じました。


まだまだジョスィーの世界の序章にすぎません。


これからもっともっと、大変なことがあろうかと思います。


でも、こうやって、日々学んで大人になっていくのです。


親が知らないこともいっぱい増えていくでしょうね。


頑張れ、ジョスィー。


母は、程よい距離感で、あなたに熱視線を送り続けるばかりです。





追伸、


プチ登校拒否が落ち着いたと思ったら、


「お友達と話してて面白くないぐらいなら、


我慢して話し合わせるより本読んでるほうがマシ。」


舌の根も乾かぬうちに、最近そんな発言もしております。


しかも、つるむお友達がいない事を愚痴る割に


あの子はつるんでくれそうだけど気に入らないだとか偉そうにジャッジしております。




母さん、これはまた、事件がおこりそうな予感です・・・。



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ジョスィーの世界、序章編” に対して 7 件のコメントがあります

  1. ぴろ。 より:

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    ブログを読みながら涙が出てきました…難しいお年頃、娘さんも淋しい思いややりきれなさを感じながらも、一歩ずつ成長している様子がわかりました!ちゃーりーさんの娘さんをフォローする姿、とても参考になりました!母は、どうしてもパニックになり子供の話しを聞けなくなってしまうことがありますから…娘さんの話を聞いて気持ちをすくい取ってあげられたことで、勇気を持って進めたのではないかな、と読ませていただきました。
    私も子供達のことで悩みがありますが、話を聞いてあげ支えていこうと思います!

  2. たろすけ より:

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    会いたいのに、毎日過ごすのが精一杯で、なかなか顔出せなくてごめん。
    Uちゃんは頑張りやさんだよ。素敵な女の子だよ。
    本当に女子って難しいよね~と、昔の自分を思い出したよ。ちゃーりーとの母子関係も素敵。私は相変わらず怒鳴ってばかり。
    直ともちゃんと向き合わなきゃな…と反省したよ。

  3. ゆかきょん より:

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    ジョースィーの世界はいろいろありますな。うちの娘もジョースィーが苦手で男の子とばかり遊んでるので、小学校生活が不安なんです。チャーリーさんと娘さんとのやりとりいつも参考になります。私もこんな風に出来たらいいなー。

  4. ちゃーりー より:

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    >ぴろ。さん
    ありがとね。
    本当に、子供の試練というのは、親として切ないものです。
    私はこのぐらいの頃には、こういう事を親にはもう話さない子だったの。
    何でそうなったのか自分では覚えていないけど、
    今になって考えるに、うちの親はかなり動揺するタイプだったんじゃないかな?
    今でも、夫の愚痴とか言うと、やれこのまま離婚になるんじゃないかとか、すごい悲観的に考えちゃう母なのよ。
    私としては、愚痴ってすっきりしたいだけだから、聞いてはけ口になってくれりゃいいなと思うんだけど、
    本人以上に落ち込まれちゃうと、もう愚痴れない、悪いことは話せないと思っちゃうのよね。
    親ってのは、子供に何があっても、どっしりふところ深く構えといてほしい。
    落ち込んだり必要以上に心配されるってことは、子供を信用していないって言ってることのようなきがするのよね。
    親に信用されているって感覚って、とっても大事だと思うんだ。
    それを強く感じて育ったから、いつも気を付けているつもり。
    あー、でも、今の私の育て方で、娘が気持ちを受け止めてもらえてると感じているかは疑問だな~。
    母ちゃんは強いから、分かってもらえないって思うこともあるかもって時々おもうおよ(笑)

  5. ちゃーりー より:

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    >たろすけさん
    子供が三人になると、本当に本当に忙しいよね。
    私も、ちっとも余裕のない毎日だよ。
    これは大きな事件だったからがっつり話したけど、いつもはどなってばかりだよ。
    でもね、瞬間最高視聴率ってのが大事だと思うのよ。
    要所要所で、がしっとつかんどけば、それでいいと思う。
    ずっとつかまれてたんじゃ、子供も息苦しそうだし。
    男の子と女の子じゃ、住む世界が違うから、また問題も違いそうだよね。
    男の世界はまださっぱりしてるよ。
    私もこんな性格だから小学校の暗黒時代はつらかったよ。
    女なら必ず通る道なのか。
    みんな、すっごい共感してくれてるもんね(笑)

  6. ちゃーりー より:

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    >ゆかきょんさん
    未だに気が合うのは男の子との話みたい。
    女の子との会話も、たまには我慢してやってみたら?とおすすめするんだけど、面白くないから嫌みたいで。
    そのせいでお友達がいないって悩むかもしれないよ。
    多少は人にあわせて生きていくのも大事なんじゃって言ってみたけど、
    自分で決めたことだから、後悔しないと言い張るので、
    それじゃ、開き直って男も女もよってくるようなハッピーオーラいっぱいでいけーって話してるの。
    ま、そのうちもっと痛い目にあったら、人とのお付き合いをもっと考えるんだろうけど。
    とりあえず、全ての事は失敗ではなくフィードバックがあっただけってことで、
    頑張ってお勉強してもらいますわ。
    ゆかきょんの娘ちゃんも、どんな個性を発揮するのか、楽しみだね。
    心配だと思ったときには、信頼にかえるチャンスだと、いつも呪文のように唱えていきまっしょう。

  7. ぴろ。 より:

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    PASS:
    >ちゃーりーさん
    娘さんは、ちゃーりーさんのどっしりした対応に救われていると思うよ♪私も、母には相談できない世代?だったから~素敵♪私も動揺しないかーちゃんでありたいわ!

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