チャーハン娘

長女、4月から五年生になりました。
背もどんどん大きくなり、胸もふくらみはじめ、まさに思春期突入といったところ。
春の陽気に誘われて、ちょっぴり気になるアレが出てきました。
娘が学校から帰ってきてすれ違うと、ほんのりチャーハンのような香りが。
何って、分かりやすく言っちゃえば、ワキガ的なやつだと思います。
四年生の半ばあたりから、汗をかいたりすると匂いを感じるようになりました。
四年生なのに、可愛いそうに・・・と思いましたよ。
思春期になってホルモンバランスが変わってくると、出る子がいるらしく。
実際それにあたっちゃったかぁとアンニュイな気持ちになりましたとも。
どうしたもんかと、一瞬考えちゃった。
しかし、嘆いていても仕方ない。
臭いはこまめに手入れしていけばコントロールがきくものですから。
本人には匂いが分からないので、まずは教えてあげる事に。
「あのさ、脇からチャーハンみたいな臭いがしてるよ。
これはね、汗かいたりしてそこに菌がひっついて臭い出しちゃうの。
朝からキレイにふいてから、学校に行くようにしよっか。
汗かいたらこまめにふくこと、忘れないでね。」
とりあえず、おしりふき用の綿花で拭いていく事にし、様子を見ていました。
でも、まだ小学生ですし、自分では臭いの自覚がないので面倒くさがってやらない事もしばしば。
まーね、隣にいて不快感マックスになるような強い臭いではないし(何故かチャーハンだし)、神経質に言うのも嫌だしね。
とはいえ、学校でお友だちに指摘されて傷ついちゃったら可哀想だなとも思います。
だから、娘からチャーハンの臭いがした時には、あえて声をかける事にしています。
「お嬢さん、チャーハンの臭いしてまっせ。」
「おい、そこのチャーハン娘!」
えっ、酷いっすか?
これでも、母なりに考えあっての声かけなんです。
自分の臭いを認識してセルフケアの必要性を身をもって感じてくれるように。
もし、外で私以外の人に不意に指摘された時に、ズドンとショックを受けたとしても、上手にかわす術を持てるように。
その為の、虎の穴訓練とでも言いましょうか。
もっと、違うスマートなアドバイスの仕方もあるのでしょうが、私はそんな母でございます。
チャーハン娘と言われた時の娘の反応はと言いますと、
「はい、私はチャーハン娘です。」
(だっふんだの志村けん風)
「まじ?しょうがない、拭きますか。」
そういった感じです。
こういった切り返しっていうか、人生の荒波の乗り越えスキルって、大事だよね。
あんまりチャーハンチャーハン言い過ぎて、本気で傷つけないようきをつけながら、娘の精神の成長と、脇の臭いの行方を見守っていこうと思います。
それにしても、暖かくなってチャーハン率があがっているようなので、重曹とかアロマとかでスプレー作ってあげようかと思っています。
よいケアの方法をご存じの方がいらっしゃいましたら、教えて下さいませ。
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