ムスコの真珠物語
それに気付いたのは、長男が4歳前ぐらいでしょうか・・・。
息子のムスコの先っちょの亀さんに、米粒ほどの白い丸いものが。
ムスコは寒がりらしく、まだしっかりとタートルネックを被っているので、
皮越しにうっすらと透けて見えるんだけど。
ん~・・・・・・何だろう?
イボ?垢?それとも腫瘍?
多分・・・垢だろう。
頑丈にタートル被ってるので、その正体を確かめることもできず、
月日は流れ・・・。
息子とそのムスコ、5歳。
毎日のおちんちん体操の効果あり、
恥ずかしガリクソンな亀さんも、右半分は全部顔出してくれるようになりました。
しかし、左側は全く動く気配なし。
そう、その下に、例の白いやつがあるんだよなぁ。
心なしかひとまわり大きくなったような・・・。
ひょっとして、それがあるせいでむけないのか???
謎は深まるばかり。
(この謎は俺が解く!!!じっちゃんの名にかけて!!!)
そしてまたまた月日は流れ・・・。
息子とそのムスコ、6歳。
すっかりおちんちん体操も、おちんちん洗いも慣れた長男。
おしっこもちゃんとムキムキしてできるので、垢もたまらなくなったぜぃ。
シャワーも随分しみなくなってきたぜぃ。
そんな成長をみせる、だんすぃ~を可愛く感じつつ、
久しぶりにムスコを御拝観させていただきましたところ・・・
(パンパン、ありがたや、ありがたや、なんまんだ~なんまんだ~)
ぬぁ~ぬぃ~、デカなってるやないかい。
ムスコじゃなくて、亀さんじゃなくて、その白い何かが。
確か、米粒ぐらいだったやつが、パチンコ玉ぐらいになっとるやないけ。
こっ、これはっ・・・。
ひょっとして、腫瘍か何かが癒着して、それでむけなかったのか。
そして、このままどんどん広がると、息子のムスコは天然記念物の白い亀さんに登録されてしまう・・・。
もう私では抱えきれない国際問題だ。
(じっちゃん、この謎は俺には無理ぢや。無念ぢや。)
とりあえず、こいつは一度、専門家に見てもらうしかあるまいて。
その前に、一応、全くの畑違いではあれ医者の夫にほうれんそう。
私「何かさ、白いのが大きくなってきたんだけど、
垢ならいいけど、腫瘍とかじゃないかなぁ?」
夫「真珠じゃね?それ以外に、俺の中でデータ該当無し。」
私「マジで?じゃ、とらないほうがいいよね。
って、笑ってる場合か~ぃ。
小児泌尿器科、行ってきます。」
夫「はい、いってらっしゃい。」
と、やっぱり相談するんじゃなかったという、いつもの夫婦の会話のもと、
(いや、面白いけどさ・・・医者の発言じゃねーだろっ)
近くの大学病院の小児泌尿器科に出向く。
待つこと4時間半。
泌尿器科Dr「うん、お母さん、これね、垢だと思うんだよね。」
私「マジですか。てっきり真・・いや、何でもありません。」
泌尿器科Dr「でも、ちょっとこの部分は癒着が強くなっちゃってるから、
今、はがしちゃったがいいかもしれないな。
どうします?」
私「やっちゃってください。」
泌尿器科Dr「はい、すぐ終わるからね。頑張るよ。ビリッ。」
(ガーゼで押さえながら、包茎部分を一瞬にしてはがす。)
息子「ぐあー、ぎゃー、ぎゃー」
泌尿器科Dr「ほら、もう終わった。白いの出てきたよ。」
看護師「あら、白いマーブルチョコみたいだね~。」
私「本当だ、マーブルチョコじゃん。
これで立派な大人ちんちんになったね。」
息子、ショック覚めやらず、燃え尽きた灰状態。
やれやれ、これで一件落着。
いやー、心配した割に垢という、
性教育を語っている者として恥ずかしいオチでしたが、
私のなかでは疑問が。
こんな垢スリ?みたいな程度の処置を受けるため、
4時間も待たされなければならないのか?
こんな軽傷?で大学病院という特定医療機関のお手を煩わせてよかったのか???
そこで、泌尿器科Drに聞いてみた。
私「こんな程度の症状で、大学病院にかかってしまってよかったのでしょうか?
正しくは、どこを受診するべきだったのでしょうか?」
泌尿器科Dr「いえいえ、こんな軽い症状ってことでもないので、
受診していただいていいのですよ。
ただ、こちらとしては痛いところをつかれているのですが、
このような症状の窓口がはっきりしておらず、
小児科でも、泌尿器科でも、
それぞれ得意な先生とそうでない先生がいるのが現状です。
小児泌尿器学会の認定医がどなたにも分かりやすくなるようにと、
環境を整えている所です。」
そっか、とんでも迷惑な患者という訳ではなかったのね。
泌尿器先生(おちんぽ先生と息子が言って笑ってくれた)、
紳士なお答えありがとう。
どう考えても私にはビリッとやる勇気のないあのタートルくんを、
一瞬のマジックのようにムキムキしたあなたの技、
ゴットハンドでしたよ。
私みたいに、
おちんちんの謎がとけないお母ちゃんが世の中にはたくさんいる訳です。
もっと気軽に相談できるといいのにな・・・。
早く制度が整うのを熱望いたします。
しかし、まだまだ時間がかかりそうですので、
それまでは、私の周りの迷えるおちんちんボウイのお母ちゃん達には、
こうやって発信していきますよってに。
そして、改めて、私の性教育講座でも、
日々のおちんちんケアの大事さを伝えていきますね。
という訳で、一連の流れを旦那さんに報告。
笑いながら、ヤツは言った。
夫「かわいそうに・・・。
それにしても、垢だったとは。
恥ずかしいから、真珠だったと言い張れ。
私のピアスにしましたって周りには言っとけ。」
どんだけ~~~。
息子のムスコの真珠物語。 完
そんなこんなのちゃーりーの性教育講座、
いよいよ今週日曜日に迫っております。
助産師であり、がっつり子育て中の母だからこそ伝えられる、
リアルな実践性教育をお伝えしております。
毎回、実用度ナンバーワンの性教育だと感想をいただいております。
まだ数席はご予約いただけるかと思います。
(昨日の時点で残席わずかだったので、
もういっぱいだったらごめんなさい。)
興味があったら、こちらからどうぞ ☆
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おちんちんケアの大切さが面白おかしく書いてあってよかったですよ!!
是非!!女の子のワレメちゃんについてもケアの大切さを伝えて下さいね!!
包茎のおちんちんを剥いてオシッコするように
女の子はワレメちゃんを拡げてオシッコさせたりしてますよね?
どうしても女性器はタブーになって
しまいますが
大事な事だと思います。
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>ラッキーセブンさん
コメントありがとうございます。
男の子も、女の子も、ケアが大事だよって、
お伝えしています。
タブーでなく、当然で尊い事だと、そうなるようにと、心がけてお話しついるつもりです。
ありがとうございます。
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あら、真珠じゃなくて残念だったね。
直悠は、ともに亀頭包皮炎になってしまった際に、むいてしまったよ。Qちゃんの垢もだけど、ムキムキ体操していても、やっぱり無事に大きくなるって難しいのかなあ…
それともまわりはムキムキ体操していないから、トラブルにも気づくことないのかな…
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昨日の講座、ありがとうございました。とてもとても有意義な時間でした。ブログアップしましたのでよかったらおいでください
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>たろすけさん
難しくはないと思うけど、かなりなやまされるあんちきしょうって感じだね(笑)
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>きょお★さん
早速のコメント&blogアップ、ありがとうございます。
その行動力に感動したっ!
所で…素敵女子って、素敵女子って。
(言われ慣れない言葉に舞い上がって、二回も言ってみた笑)
ありがとうございます。
私のblogでもシェアさせていただいていいっしょうか?
これからも、何かでお会いできたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
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>ちゃーりーさん
はい、それはもうもちろん!ありがとうございます!感激
ぜひよろしくお願いします。
あと、あの、私のブログの方にも、お気に入りというか、リンクさせていただいてもよろしいでしょうか?(まだリスト作ってないのですが@これから・・・)
来月のスイーツの講座もとても興味があったのですが、他の講座にしてしまったので、次の機会にまたお会いできますように^^
よろしくお願いいたします。