性のタブー感はなぜ存在するのか???


先日、子ども三人と夕飯の食卓を囲んでいた時に、

息子が聞いてきました。


「女の人はおまたから血が出るのに、


なんで男にはないんだろうって。」



すると、すかさず長女中2が、




「やめてよ、そういう話しするの。


キモいんですけどっ。」<(`^´)>


と吐き捨てるように言いました。




私「まあ、まあ。


気持ちはわからんでもないけど、


大事なことだから、ママは説明するよ~。」




そう言ってから、

男と女の体のつくりと役割の違いや、


女にしか月経がない代わりに、

男にしかない精通というものがあるんだよってお話ししました。



長女はさっさとご飯を食べて、


不機嫌全開アピールで食卓を去って行きました。




そんな長女の姿を見て、


おっかしーなー、


性のタブー感が育たないように、


沢山お話ししてきたのに、


めっちゃ嫌がってるやん。


タブー感、ありありなのかなぁ???


と、自分のやってきた性教育を改めて考えさせられました。




一方で、その次の日に、

末っ子の厳しい追及にタジタジな話。


のエピソードがあったのですが。




末っ子に私が尋問されている所に、


ちょうど長女がやって来たのです。




また、こんな性の話をしてたら嫌がるかなーとも思ったのですが、


いやいや、ピンチはチャンスだと思い、


あえて長女に切り込んでみました。




「ねえねえ、ちょっと聞いて~。


母ちゃん、末っ子にこんな体位やったんかどうかって、


めっちゃ突っ込みいれられてますねん~。


さすがに母ちゃんも困ってるから、


どうにか言ってやってくれ~。」



長女「うっわ、最悪~。


そんな事、聞くんじゃね~よ~。


マジ、痛いわ~。」(=^・・^=)



そういいながらも、娘はにこにこしていました。



その顔見てたら、娘の性に対する意識は、


タブーだけじゃないことが分かりました。




でも、一方でタブー感があるのも分かる。


どんなにそこを意識して育ててきても、


やっぱりそこにタブー感は存在するのです。




うーん、じゃあ、タブー感って、何だろうね?


そうグルグルグルグル、ずっと考えていました。




そしたらね、




何か意味があって、何かを教えたくて、


きっとそこに存在しているとしか思えなくなってきて。




まだちゃんとした答えは出せてないけど、


何となく見えてきたこと。




きっと娘の中で、

今まさに性がリアルとして感じられる時期になったんだなって。



これから先、


自分ではない誰かに体を明け渡して行く感覚が芽生えてきたのかな。


それってきっと怖いこと。


と共に、自分の身を守ることも強く意識してきたんだろうと。




守りながら明け渡していく感覚、



そこに感じる矛盾が、タブー感かもしれないと思えてきました。




そう思ったら、タブー感がいとおしくなってきてね。


今まで、ダメだとばかり思ってて、ごめんね。


そう思った。




きっと誰の中にもある性へのタブー感を、


ぎゅっと抱きしめて丸ごと自分だと思い、


丸ごと自分を大事に思えたら、


きっともっと、世界は明るくなるね。



長女もきっと、ぎゅっと抱きしめることができる。


そんなお手伝いを、し続けていけるお母ちゃんでいたいな。


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