一昨日、ついに、ついに、20年も連れ添ったアイツが、ひっそりと・・・逝った。
あまりにも長く一緒に居すぎたため、時には空気のように存在を忘れていた。
新しいアイツに目移りして、早く消えてくれないかなんて、疎ましくさえ感じた。
アイツはいつだって、時には熱く、時には温かく、私の側に居てくれたっていうのに。
20年も・・・。
居なくなって、初めて、その存在の大きさに気付かされた。
私、アイツのこと、ずっとアイシテたんだな。
20年分の感謝をこめて、あいらぶゆー。
ありがとう、炊飯器さん。
あ、私が学生時代から使っていた炊飯器が遂に壊れたって話しなだけです。
よく今までもったなぁ。
この炊飯器には、よくよく考えると数々のおもひでが。
歴代の、あの彼、この彼、どの彼？の腹を満たしてきた、私の甘酸っぱいおもひで詰まった炊飯器でした。
(いや～ん)
新型が欲しくて、早く壊れないかと何度思ったか。
でも、いざ壊れると、寂しかったです。
今日、新しい炊飯器買ってきました。
新しいアイツにも、長きにわたり、お付き合いいただこうっと。
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