過激画像で考える、親子の会話について

今朝の特ダネで、

過激画像と子ども達についての

特集をやっていました。

イスラム国の殺害画像を、

小中学生が見てしまった時にどうするか?

ある家庭が取材で出ておりました。

中学生の娘とは、変に禁止して隠れて見られるより、

興味があるようだったら

一緒に見てフォローしたという母親。

こんな残虐なことはするのもされるのも嫌だよね、

など建設的な話ができたそう。

まだ小さいから対応に迷うのが小学生の息子さん。

インタビューで発覚した、

学校のパソコン室で

すでに見てしまっていたという事実。

茨城を調べようと思ってイを入力したら、

予測変換でイスラム国が出てきて

クリックしたらしい。

どう思ったん?という母の問いに、

何とも思わんかった→キモいと思った

と答える息子。

母はキモいと思ったんか、

そうやねぇ・・・と言葉すくな。

スタッフにもっと説明しなくていいのか

と聞かれた母は、

キモいとおもった息子の気持ちも

尊重してあげたいと思ったとのこと。

その後、

背景も含めて分かった上で見て欲しいな

という話でまとめられてました。

これ見てて、

このお母さんは子どもを否定しない点で

素敵だなと思った。

子どもの思いを受け止めるのは

1番目に大事だなと思う。

でもね、

その後に言葉が出てこなくなってしまったのは、

きちんと教えてあげなきゃって、

気負ってしまったからじゃないかな?

性教育でもそうなんだけど、

ちゃんと伝えなきゃ、

ちゃんと教えなきゃって思うほど、

上から目線で強制的になってしまう。

そうなると、

たちまち子どもの耳はシャットダウン。

親子は鏡だからね。

そもそも

何が正しいかはその人自身の価値観でしかなく、

何が正解なんて百人いれば百通り。

親子であっても例外でなく、

親の正解が子どもの正解である訳ではない。

でも、

親子だとその意識が薄れ、

混同し、

強制しがちになっちゃう。

だから、

こういう返答に迷う会話で気をつければいいのが、

私はこう思う。」

を基本に、

意見の交換をするという事。

私は、この画像を見て

こんな気持ちになって、こんな事を考えたよ。

私の意見に対して、あなたはどう思う?」

そんな会話に持っていけば、

割と子どもとの会話は続きます。

意見されてる

押し付けられてると感じると、

子どもは反発して、

うるさい、ウザい、

はい終わり~ってなる。

だけど、

親が勝手に思いを話してるのぐらいは、

割とだまって聞いていてくれるもんです。

それでもし、

会話のやり取りにならなかったとしても、

最初から

耳にシャッターを下ろさせるような言い方

をするよりも、

少なくとも子どもの中に

伝えたい思いのカケラぐらいは届くかなと思う。

そして、

そこからどう本人の中で考えられ根付くかは、

もう本人のものでしかなく、

もう親は観念して、

信頼して、

手放すしかないんだよね。

あ、

そもそも、

親って案外と、

自分の気持ちを子どもに伝える作業

をおこたりがちじゃありません?

子どもの考えてる事は

土足で踏み込んで知りたがるくせに(笑)

子どもの思いを知りたいなら、

まずは自分の考えや気持ちを話すのが先だよね。

思春期の子どもとの会話を恐れない。

親はタフでもなくっちゃね!

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