棚からぼた餅、参考書から性教育
最近、よく出会うキーワード。
｢勉強を勉強にせず遊びにする｣
中1長女の勉強の様子から、
教えてもらっているこの感覚である。
そんな中、
面白い英語の参考書を見つけた。
《試験に出ない英単語》
もうね、くだらなすぎて面白い。
確かに試験に出なさそうな単語ばかり(笑)
でも、
遊びながら読む例文が
知らず知らずに記憶に残り、
応用につながりそう…。
即ポチッとな。
案の定、
娘は笑いながら楽しそうに読んでる。
しめしめ、成功したわい。
ほくそ笑む母である。
しかし、この本。
よくよく見ずに娘に渡したが、
かなりの下ネタ例文がいっぱいであった。
こんなんとかね(笑)(笑)
私は好きなんだけどね。
内容をちゃんと見ずに渡した私は
ちょっとうっかりさんでしたわね。
まあ、
内容をちゃんと見てても
私は渡したけどねっ(笑)
親が子どもに渡す本としては、
ちょっと議論になりそうやね。
だってだって…
こーんなのもあるんですもの。
この例文を読んだ娘が、
娘｢ピロートークって何？｣
と聞いてきた。
私は私の分かる限りに、
正直に、真摯に答えた。
母「セ ックスの時にベットの中で
イチャイチャしながら話すこと。
ピローは枕で、トークは話すだから、
何となく想像できるやろ？」と。
娘は、
娘「あぁ、そうか～。ﾆﾔﾆﾔ
この本、めっちゃエロい事、
いっぱいのってるよ。
体位とかさ～。」
母「体位とか知ってるんだ～。」
娘「うん、学校で皆が話してるから～。」
母「やっぱ皆、
そういうの興味ある年頃なんやね。」
中1の娘たちも、
そういう会話をしてるんだなーって、
改めて感じた会話であった。
ん？？？
感じるのはソコじゃないって？
はいはい、
そんな事まで
親が教える必要はないだろうってね。
はいはい、
そうかもしれませんよね。
もし、
ピロートークって何？と聞かれた時、
人によっては色んな反応するでしょうね。
さぁ┐(‘～`;)┌分からないなぁ、とか？
子どもは知らなくていい事だから、とか？
アナタにはまだ早い、とか？
そんな事どこで聞いてきたのっ、
汚らわしい、とか？
はたまた、
……………。
(ひたすら無言で聞こえないふり)
あ、
真っ赤になってしどろもどろ
ってのもあるかもね。
こういう性の話になった時に、
子どもがどう受けとるかって
すごく大事だと思うの。
はぐらかされたり、
はずかしがられたり、
おこられたりしたら、
聞いちゃいけない事なんだな、
悪い事なんだなって、
子どもの性に対する意識に、
罪悪感を煽る事になるんじゃないかなと、
私はそう考えています。
逆に、
話しにくいと感じながらも、
ちゃんと話を聞いて
真摯に答えようとしてくれる親の態度は、
子どもにとって、
信頼に値するものだと感じられると思う。
そんな事を早くから伝えると
性に対する興味や行動を誘発する
と思われる方もいるかもしれませんが、
親が話さなくても友達やネットから
情報はガンガン仕入れてますよ。
そんな外部の情報と違って、
親だからこそ
情報にのせられるものがあるんです。
それは、
大切な貴方に大切な話だからこそ
きちんと伝えたいんだよ。
貴方の事を信頼してるからこそ、
きちんと話すんだよ。
そんな親心。
上手く説明できなくっても、
子どものリアクションが
いまひとつだったとしても、
そんな親心をのせて話す性の話は、
きっと子どもに伝わります。
私だって、
まさかピロートークを
真摯に語る日が来るなんて、
思ってもみんかったわっ。
分かってたら、もっといい返事できたわ。
そういう会話や雰囲気も含めて
コミュニケーションするのがセ ックス
なんだよ、とか。
そういう会話も含めて、
恥ずかしがらずに
きちんと向き合って話せる人と
じゃないとセックスはできないんだよ、
とか。
あぁ、まだまだ説明が
足りなかったね、私…。(*￣∇￣)ノ
そうそう、
こんな風に
性の話って思わぬタイミングでやって来る
のよね。
その時になって、
慌ててしまわぬように準備はやはり大事！
私の性教育講座では、
そんな様々な性に関するシーンを
ワークシートでシュミレーションします。
いざ説明しようと思っても、
案外言葉が出てこないものですよ。
一回でも考えておくに越したこたぁない。
楽しいですので、
一緒に講座で考えてみませんか～？
ちゃーりー講座情報
3/7(土)10:00-12:30
宇都宮パルティにて。
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