質のいいセックスで男性に心得ていて欲しいこと。
女性編では、いかに女性自身の開発が大事か。
女性はそこからしか始まりませんよということを書きました。
ではでは、男性に心得ていて欲しいこととは何でしょう。
いくつかポイントはありますが、一番のベースになることだけ今回は書こうかなと思います。
私ね、アマナ講座で男性目線で女性と向き合うようになって、痛烈に気づいた事があります。
それは、女性というカラダと存在の愛おしさ。
こんなに愛おしい感覚で、男性は女性に向き合っているのかと。
こりゃ、男性は女性のこと大事にしたいと思うし、喜ばせたいと思うよね。
柔らかい女性のカラダに触れたいと思うし、夢中になるよね。
でもね、女性のカラダってとても複雑だし宇宙みたいだから、
その愛おしい存在を満たそうとするって、
大変なプレッシャーも同時に背負うことなんだなと初めて気付きました。
ありがとね、ほんとにほんとに、いつもありがとう。
だからね、私は女性がカラダの開発をきちんとして、
男性が迷わないようにきちんと表現していくことが大事だとお伝えしているのです。
自分の愛撫に反応が返ってくるって、本当に嬉しいよね。
気持ちいいって言われたり、自分にしか見せないクチャっとした表情とかされたら、
尽くしたくてしょうがなくなるよね。
もっともっと、喜ばせたいって、男性はそう思っているはずです。
んでね、ここに男性が陥りやすい勘違いってのがあると思うのね。
男性のその気持ちは間違いない善意や愛であるの。
女性を喜ばせたいという気持ち。
でもね、それを活かす方向を間違ってしまっている人が居るなと思うのです。
もっと頑張って気持よくさせようと、あの手この手で責める。
いやいや、マンネリにならないために工夫は必要なんでいいんですが、
そうじゃなくってさ、俺のテクでヨガらせてやるぜ、みたいなね。
そんな頑張り方しちゃう男性がいるのですよ。
女性の反応を引き出そう引き出そうと、いつのまにか女性のためから離れて、
オラオラ状態になってしまうこともあるのかなと思います。
頑張り方を間違ってしまっては、せっかくの善意や愛も台無しです。
男性は、視点を変える必要がありますね。
女性の悦び、つまりオーガズムは、人に与えてもらうことで得られるものではありません。
女性のオーガズムは女性自らが取りに行くものです。
これについてはまた詳しく書こうと思いますが、
女性のオーガズムのメカニズムのちゃーりー的解釈を簡単に書きますと。
カラダが感じている快感に意識を集中して集中して、
その快感を脳で膨らましながら、カラダを緊張させていくことでオーガズムの波が高まります。
極限まで緊張して、そこから一気に解放して弛緩する落差が大きければ大きいほど、
オーガズムは大きな波となって駆け巡ります。
すなわちカラダもココロも、緊張状態をいかに作れるか、そして、いかに緩むことができるか、
でオーガズムの質は変わってくるのです。
極限の緊張状態ですよ、そして、極限の弛緩状態ですよ。
はっきり言って、その瞬間の女性の顔って、めっちゃホラーなんだと思いますわ。
白目むいてるかもしれんし、顔なんかぐしゃぐしゃにくずれていると思うし、肚からうなるような声になったりするし。
カラダもこわばって、反りくり返ってブルブル震えたりするし。
正直、あんまり綺麗なもんじゃないんです。
(AVなんかの表情は、作られたものですからね。)
そして、弛緩の状態。
弛緩しているということは、穴という穴も緩みます。
だから、泣いちゃうし、鼻水も出るかもだし、
おしっこだってでちゃうし、おならもでるしね、具も出ちゃうかも。
(必ず出るわけではありません。)
オーガズムを迎えることが怖いという女性は多く、
そこは自分のコントロールの効かない状態になる怖さの上、
ましてやそれを一番大好きな人の前でさらけ出すことへの抵抗から、
オーガズムを迎える前にやめてしまったり、諦める女性もいるのです。
つまり、女性がオーガズムを迎えるためには、
そこをさらけ出せしても受け入れてくれる相手だと信頼できていることが大事なんです。
だからね、質のいいセックスを追求するにあたって、
男性に心得として持っていて欲しい一番のベースは、
この女性の抱えている怖さを受け止めてあげる事だと思います。
大丈夫だよ、どんな状態でも君が大好きだよ、
だから安心して自分の気持ちよさに没頭していいんだよ。
自分が気持ち良いように動いていいよ、僕も手伝うからね。
そんな風に女性にメッセージを送れる男性になってほしいなと思います。
ぐしゃぐしゃになった女性の顔や感情が、
自分が信頼に足る男であるからこそ見せてくれるという所に、
最大限の悦びを感じる男であって欲しいと思います。
オーガズムばっかに目をうばわれると、それもまたナンセンスだなとは思いますが。
とにかく、男性は自分がテクで気持よくさせようという観念を見直すこと。
そして、自分の前でいかに女性が気持ちよさに集中できるような関係を作れるかがポイントです。
以前、このオーガズムの話を男性にしたことがあってね。
その彼は、じゃあ、うんこ漏らしたら、俺が笑いながら拭いてあげることにするわ~って言ってたの。
素敵な感覚を持った男性だなと思ったんだけど。
んでね、セックスした時に「ちなら」が出たんですって。
(ちならとは、膣から出る空気の音、おならみたいなのねww)
しかも、ぶりぶりぶりぶり~~~って半端ない「ちなら」だったらしく。
ついにうんこ漏らしおったわ、しかも下痢やん!!!って彼は覚悟したらしい。
結局ただの「ちなら」だったから二人で大爆笑。
彼「ついにうんこ拭いてあげる日が来たかと思ったわ。」
彼女「すごいちなら奏者ですね。」
彼「おう、これからも共に奏でようぞ。」
彼女「うん、私、立派なちならーになるね。」
彼「(笑)」
そんなやり取りをしたそうな。
あー、何て幸せでユーモアにあふれた二人なんでしょうね。
そうそう、セックスってキレイ事じゃないんです。
ムードも大事だけどね、清濁あわせもった行為だからこそ究極のコミュニケーションなんですから。
きれいなだけじゃない部分も笑い合えるほどの関係でいられたら、より素晴らしいですね。
そんな幸せなカップルでいっぱいの世の中になりますように。
今回は男性に向けて書いたけど、これって女性にも伝わる所あるよね。
男性への感謝と信頼、そして、まずは自己開発なしに男性に求めてばかりではダメだよね。
男性にお伝えしたいメッセージはほかにもいっぱいありますが、
とりあえず、今日はここまで。
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