お母ちゃん出来ません宣言!!
私には子どもが三人います。
去年は、
長女の受験だったり、
息子の心の状態が気がかりだったりして、
しばし活動を制限して、
(という程、忙しい活動はしてなかったけど)
しっぽり主婦生活を満喫しておりました。
現在、
下は四歳保育園中耳炎リピーター。
真ん中小2体操ダンスィー。
上は中1遠方通学吹奏楽ジョスィー。
三人居ると、誰かが病気したり、
習い事やら部活やら何やらで、
とにかく煩雑。
特に長女が中学に入り、
生活時間がバラバラで、
何か知らんけど忙しい毎日を送っています。
(↑この何か知らんけどがクセモノ)
そんな見えない忙しさに支配される日々の中、
特にイライラメーターが上がる瞬間が、
夕飯後の片付でした。
翌日の弁当の仕込みもあるのに、
食べ終わる時間もバラバラ。
当然、下げられてくるお皿もバラバラと。
食卓もシンクもいつまでも片付かず。
あぁ、イライラメーターはMAX。
そんな時、
夕飯で使ったコップがあるというのに
新しいコップを下ろそうとした長女。
私「おい、くぉら、そこの娘。
誰がそのコップを洗うと思っとるんじゃい。
まさか、コップが勝手に綺麗になって、
食器棚に勝手に戻るとでも
思っとるんじゃなかろぅのぅ?」
↑基本的にキレる時は極道風巻き舌(笑)
娘「いいじゃん。
だってママは主婦なんだもん。
それが仕事でしょ?」
はぁぁぁ?( ̄□ ̄;)!!
こっ、これはいかん。
私、とんでもないモンスターを養成してしまったわぃ。
主婦が何でもかんでもやるのが当たり前
と思わせてしまっている。
このままのペースで私が子どもたちを育てていったら、
食器が自動で綺麗になる
使いたい放題システムが基本プラン
な人間になってしまう。
あかん。
そんな大人に育てて世に送り出したら、
大大大大迷惑ぢゃー。
(特にそんな男は最悪!)
たかがコップ一つ、されどコップ一つ(笑)
元々、
そんなに甲斐甲斐しく
家庭の事や子どもの世話を
焼くほうではなかったので、
割りと自立した子ども達でした。
しか~し!
自宅でゆっくりする時間が増えたので、
どこかでボタンを掛け違い!?
知らず知らずのうちに、
マメな主婦をやっちまっていたのです。
(あくまで自分比ねwww)
あた~、間違えた~。
なので、子どもたちに宣言しました。
「お母ちゃん、
もうやってられません。
イライラしながら頑張るの、
もうね、嫌になっちゃったよ。
お皿洗い、
自分達でやってもらえる?」
ブーイングが起きるかと思いきや、
子どもたちはふっつーに、
いたって平静に引き受けてくれました。
そして、
手際よく洗ってくれるじゃないですか!
四歳が一番楽しそうに他の人のもやります。
私はその間に弁当の仕込みしたり、
気になるあれこれ片付けたり。
たまにはテレビ見てゆっくりしたり。
何て快適でサクサク事が進むのでしょう。
あぁ、気持ちがよい、穏やかな夜。
なーんだ、こんな簡単な事だったのね。
一人で勝手に頑張って、
抱えきれないのに無理して、
勝手にイライラしていたのは私。
何か知らんけど忙しい主婦。
ついつい頑張ってしまう。
だって、それが偉いと思ってきたから。
家事も育児も、
サクサクこなしちゃうのが
主婦のあるべき姿だと
思い込んでいたから。
でも違うね。
いや、
家事が好きで楽しくてしょうがない人には
あてはまらないけどさ。
家事って主婦だけの仕事じゃないよね。
抱えきれない、
乗り気のしない、
イライラする家事なら、
家族で分けっこしていいんだよね。
ママはご機嫌。
子どもたちはスキルがあがって。
一石二鳥。
ママは頑張り過ぎないのが丁度いいんだね。